ブックタイトル波濤を越えて

ページ
121/212

このページは 波濤を越えて の電子ブックに掲載されている121ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

波濤を越えて

Copyright c 2015 The TOA Institution. All Rights Reserved.日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か 日本人がこの大国中とどように向き合か というこが というこが というこが 20152015 年の 日本の外交最大課題 日本の外交最大課題 日本の外交最大課題 日本の外交最大課題 日本の外交最大課題 となります。 ます。そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ そこで、世界はどうなっているか見みましょ う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、う。世界は中 国をど見ているかとの、国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら国がアメリカを追い抜くかどう、の ら大国になるのかというこです。 大国になるのかというこです。 大国になるのかというこです。 大国になるのかというこです。 大国になるのかというこです。 大国になるのかというこです。 大国になるのかというこです。日本人の 日本人の 大半の方 大半の方 大半の方 は、「 中国がアメリカを追い抜 中国がアメリカを追い抜 中国がアメリカを追い抜 中国がアメリカを追い抜 中国がアメリカを追い抜 中国がアメリカを追い抜 くなんて くなんて ありえない ありえない ありえない 」と見ていますが、一番それ と見ていますが、一番それ と見ていますが、一番それ と見ていますが、一番それ と見ていますが、一番それ と見ていますが、一番それ と対照的なのがヨーロッパで、 と対照的なのがヨーロッパで、 と対照的なのがヨーロッパで、 と対照的なのがヨーロッパで、 と対照的なのがヨーロッパで、 と対照的なのがヨーロッパで、 「中国がアメリカを 中国がアメリカを 中国がアメリカを 中国がアメリカを 追い抜く 追い抜く 」と考えているのが と考えているのが と考えているのが と考えているのが 6割で、それが世界 割で、それが世界 割で、それが世界 割で、それが世界 の 見方の 見方1つです。 つです。アメリカ の中でも、 の中でも、 の中でも、 の中でも、 の中でも、 「中国がアメリカを 「中国がアメリカを 「中国がアメリカを 「中国がアメリカを 「中国がアメリカを 「中国がアメリカを 「中国がアメリカを 「中国がアメリカを 「中国がアメリカを 追い抜 追い抜 追い抜 く」と考える 」と考える 」と考える 人の割合が増えてきいます。 人の割合が増えてきいます。 人の割合が増えてきいます。 人の割合が増えてきいます。 人の割合が増えてきいます。 人の割合が増えてきいます。 人の割合が増えてきいます。ドイツの ドイツの メルケ首相は中国に メルケ首相は中国に メルケ首相は中国に メルケ首相は中国に メルケ首相は中国に 大ミッションを 大ミッションを 大ミッションを 大ミッションを 連れて 7回訪問して 回訪問して 回訪問して います 。それはドイツからいます 。それはドイツからいます 。それはドイツからいます 。それはドイツからいます 。それはドイツからいます 。それはドイツかられば当たり前 れば当たり前 れば当たり前 のこと のこと です。 です。 中国には大きなマーケ 中国には大きなマーケ 中国には大きなマーケ 中国には大きなマーケ 中国には大きなマーケ ットがあり ットがあり 、フォルクスワーゲンも 、フォルクスワーゲンも 、フォルクスワーゲンも 、フォルクスワーゲンも 、フォルクスワーゲンも 全世界の 全世界の 売上 の 3分の 1が中国マーケットです。 が中国マーケットです。 が中国マーケットです。 が中国マーケットです。 が中国マーケットです。「日本は中国とうまくいかな 日本は中国とうまくいかな 日本は中国とうまくいかな 日本は中国とうまくいかな 日本は中国とうまくいかな 日本は中国とうまくいかな いと言うけれども、 いと言うけれども、 いと言うけれども、 いと言うけれども、 いと言うけれども、 中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、中 国に大きなマーケットがあるし伸びてい、国とやるしかない とやるしかない とやるしかない とやるしかない 」、という割り切った考えが という割り切った考えが という割り切った考えが という割り切った考えが という割り切った考えが ヨー ロッパ全体に浸透しつあります。 ロッパ全体に浸透しつあります。 ロッパ全体に浸透しつあります。 ロッパ全体に浸透しつあります。 ロッパ全体に浸透しつあります。 ロッパ全体に浸透しつあります。 ロッパ全体に浸透しつあります。日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 日本がどれだけ「ハイテクの技術を中国に 輸出 すること すること だけはやめ だけはやめ だけはやめ てほ しい、安全保障上の問題 しい、安全保障上の問題 しい、安全保障上の問題 しい、安全保障上の問題 しい、安全保障上の問題 がある 」と言っても、ヨーロッパから見ればの 」と言っても、ヨーロッパから見ればの 」と言っても、ヨーロッパから見ればの 」と言っても、ヨーロッパから見ればの 」と言っても、ヨーロッパから見ればの 」と言っても、ヨーロッパから見ればの 」と言っても、ヨーロッパから見ればの 」と言っても、ヨーロッパから見ればの 」と言っても、ヨーロッパから見ればの すごく遠い話であり、中国には すごく遠い話であり、中国には すごく遠い話であり、中国には すごく遠い話であり、中国には すごく遠い話であり、中国には すごく遠い話であり、中国には 経済、マーケット 経済、マーケット 経済、マーケット 経済、マーケット があるというのヨーロッパ があるというのヨーロッパ があるというのヨーロッパ があるというのヨーロッパ があるというのヨーロッパ があるというのヨーロッパ の考え方 の考え方 の考え方 です。 です。本来日は 本来日は 、「共通の価値観があれば、人権問 「共通の価値観があれば、人権問 「共通の価値観があれば、人権問 「共通の価値観があれば、人権問 「共通の価値観があれば、人権問 「共通の価値観があれば、人権問 「共通の価値観があれば、人権問 「共通の価値観があれば、人権問 「共通の価値観があれば、人権問 題、表現の自由があるではないか。 題、表現の自由があるではないか。 題、表現の自由があるではないか。 題、表現の自由があるではないか。 題、表現の自由があるではないか。 題、表現の自由があるではないか。 題、表現の自由があるではないか。 そんな簡単に そんな簡単に そんな簡単に ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする ヨーロッパが中国と仲良くなってどうする 」、とい う思いを持つわけです。 う思いを持つわけです。 う思いを持つわけです。 う思いを持つわけです。 う思いを持つわけです。ヨーロッパ ヨーロッパ は「その考えも その考えも その考えも わかるけれども、し わかるけれども、し わかるけれども、し わかるけれども、し わかるけれども、し ょうがない ょうがない 」という割り切った考えです。 という割り切った考えです。 という割り切った考えです。 という割り切った考えです。 という割り切った考えです。 という割り切った考えです。 という割り切った考えです。アメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でアメリカは どうかとい、中国に好意的でない人のほうが多です。 ない人のほうが多です。 ない人のほうが多です。 ない人のほうが多です。 ない人のほうが多です。 ない人のほうが多です。●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌い でやってうまくかな●外交は好き嫌いでやってうまくかなしか しアメリカの中で考えるべきなは、 しアメリカの中で考えるべきなは、 しアメリカの中で考えるべきなは、 しアメリカの中で考えるべきなは、 しアメリカの中で考えるべきなは、 しアメリカの中で考えるべきなは、 しアメリカの中で考えるべきなは、 しアメリカの中で考えるべきなは、 しアメリカの中で考えるべきなは、 4点 あります。 あります。一つはビジネスです。ヨーロッパ 一つはビジネスです。ヨーロッパ 一つはビジネスです。ヨーロッパ 一つはビジネスです。ヨーロッパ 一つはビジネスです。ヨーロッパ 一つはビジネスです。ヨーロッパ 一つはビジネスです。ヨーロッパ 一つはビジネスです。ヨーロッパ 一つはビジネスです。ヨーロッパ の 考え方 と似ています。中国 と似ています。中国 と似ています。中国 と似ています。中国 と似ています。中国 とやらざるを得ない、 とやらざるを得ない、 とやらざるを得ない、 とやらざるを得ない、 とやらざるを得ない、 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 米中の相互依存はもすごく進んでいま。 金融 の面でも、中国は の面でも、中国は の面でも、中国は の面でも、中国は アメリカの銀行進出を アメリカの銀行進出を アメリカの銀行進出を アメリカの銀行進出を アメリカの銀行進出を アメリカの銀行進出を 相当に 相当に 認めました。 認めました。 認めました。1980 年代、 アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は アメリカの対日貿易摩擦赤字は 500 億ドルでした。 億ドルでした。 億ドルでした。 億ドルでした。 アメリカは アメリカは あれだけ騒いで、 あれだけ騒いで、 あれだけ騒いで、 あれだけ騒いで、 日本に何とか 日本に何とか 日本に何とか 赤字を解消 赤字を解消 赤字を解消 するように言いまし するように言いまし するように言いまし するように言いまし たが、 たが、 現在の アメリカの対中貿易赤字は アメリカの対中貿易赤字は アメリカの対中貿易赤字は アメリカの対中貿易赤字は アメリカの対中貿易赤字は アメリカの対中貿易赤字は 2,500 2,500億ドル以 億ドル以 上です。 上です。今、アメリカが 今、アメリカが 今、アメリカが なぜ騒がいかとう、 なぜ騒がいかとう、 なぜ騒がいかとう、 なぜ騒がいかとう、 なぜ騒がいかとう、 なぜ騒がいかとう、 アメ リカのビジ リカのビジ ネスの中に国と経済関係を ネスの中に国と経済関係を ネスの中に国と経済関係を ネスの中に国と経済関係を ネスの中に国と経済関係を ネスの中に国と経済関係を ネスの中に国と経済関係を 大事だ 大事だ と思う人が増えてきたから と思う人が増えてきたから と思う人が増えてきたから と思う人が増えてきたから と思う人が増えてきたから と思う人が増えてきたから です。 です。GM でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 でもそうす。トヨタに押されて経営が厳 しくなった後、今もう一回持ち直てき しくなった後、今もう一回持ち直てき しくなった後、今もう一回持ち直てき しくなった後、今もう一回持ち直てき しくなった後、今もう一回持ち直てき しくなった後、今もう一回持ち直てき しくなった後、今もう一回持ち直てき しくなった後、今もう一回持ち直てき ているの ているの は中国市場 は中国市場 のおかげ のおかげ で 、ものすごく大きいわけで 、ものすごく大きいわけで 、ものすごく大きいわけで 、ものすごく大きいわけで 、ものすごく大きいわけで 、ものすごく大きいわけす。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが す。今や、アメリカ市場よりも中国のほうが 大きくなっています。 大きくなっています。 大きくなっています。 大きくなっています。 大きくなっています。一方、 第二点として一方、 第二点として一方、 第二点として一方、 第二点として一方、 第二点としてアメリカの軍事 アメリカの軍事 アメリカの軍事 アメリカの軍事 関係者が 関係者が 関係者が 中国を 警戒しているのは間違ありません。 警戒しているのは間違ありません。 警戒しているのは間違ありません。 警戒しているのは間違ありません。 警戒しているのは間違ありません。 警戒しているのは間違ありません。 警戒しているのは間違ありません。 警戒しているのは間違ありません。アジ地域において アジ地域において アジ地域において アジ地域において 、中国が 、中国が 覇権を興すのでは 覇権を興すのでは 覇権を興すのでは 覇権を興すのでは 覇権を興すのでは ないかとう ないかとう ないかとう アメリカ軍事の人は増えてきいま アメリカ軍事の人は増えてきいま アメリカ軍事の人は増えてきいま アメリカ軍事の人は増えてきいま アメリカ軍事の人は増えてきいま アメリカ軍事の人は増えてきいま アメリカ軍事の人は増えてきいま アメリカ軍事の人は増えてきいま