代表理事会長 武部 勤
平成25年6月設立以来、一般財団法人東亜総研は「共存共栄のアジア新時代」をめざし、微力を尽くして参りました。
その結実として、平成28年9月9日、日越大学大学院開学、その実現への協力がございます。
さらに、アジア各国大使をお招きした定例セミナ―、人材育成交流の受入支援事業、ジャパン・ベトナム・フェスティバルの総合プロデュース等々、様々な事業を通じて 、信頼関係醸成の基礎を築いて参りました。
そして、アジアの国々とのプラットフォームづくりやクールジャパンの紹介など、人と人、国と国とを、心と心でつなぎ、相互に理解を深め合う努力を継続しております。
この3年間を振り返りますと、財団設立1年目は必死に基礎をつくり、2年目には理解と支持を得て事業の柱を構築し、3年目にあたる本年は、事業の裾野が大きく広がりを見せました。
7月、1千万人会員を有するベトナム農民協会との協力覚書締結、8月、旅行業登録、9月には、新政権樹立間もないモンゴルを訪れ、北海道モンゴルビジネスフォーラムを支援するなど、アジア各国との事業連携によって、大きな成果を上げることができました。
事業の広がりはすなわち、アジア各国において、当財団の信頼が深まった何よりの証です。それはひとえに、私どもの理念に賛同し、ご支持・ご支援下さった皆様のお力添えの賜物であり、財団一同心からの感謝と、御礼を申し上げます。
日本の持てる力をアジアの国々や地域に活かし、そのアジアの力を、また日本の発展に繋げていく。経済のみならず、豊かな歴史と文化を持ち、潜在的な人材の宝庫でもある東アジア諸国は、私たちにとって、親愛なるパートナーであります。
リオのオリンピック・パラリンピックが、数々の感動とドラマを生み出して閉幕いたしました。とりわけ、陸上400メートルリレーで銀メダルに輝いた日本チームの活躍ぶりが印象的でした。
誰かひとりが勝つのではなく、共に助け合い、共に励まし合い、共に力を集めて問題を解決していく、そして全員で勝利を目指す。これこそ日本古来の美風であり、世界に冠たる日本精神であると、つくづく感じます。
今後とも、より多くの皆様のご賛同とご協力を仰ぎ、財団設立当初より掲げております、「アジアの共存共栄」という理想実現に、『晴雨同舟』の精神で邁進して参りたいと存じます。
なお一層のご指導を賜りますよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。
- 東亜総研 設立3周年に寄せて
- 東亜総研 設立3周年に寄せて
東亜総研特別顧問 衆議院議員 自由民主党幹事長 二階 俊博
レコフグループ代表 吉田 允昭
- 「共存共栄のアジア新時代をめざして」
一般財団法人東亜総研 代表理事会長 武部 勤
- 「日本に対する国際社会の期待」 バーレーン王国特命全権大使
- 「日越外交関係樹立 40年の成果」 外務省研修所長 谷崎 泰明 氏
- 「日越外交関係40年の成果と今後の展望」ベトナム社会主義共和国特命全権大使
- 「日本とインドネシア関係、今後の展望」 インドネシア共和国特命全権大使
- 「日本とモンゴル~モンゴルから期待する日本」 モンゴル国 特命全権大使
- 「国際情勢の読み方」 前アメリカ合衆国駐箚特命全権大使 藤崎 一郎 氏
- 「フィリピン共和国と日本の戦略的パートナーシップの構築」駐日フィリピン共和国 特命全権大使
- 「アジアの中の日本」 元内閣総理大臣 福田 康夫 氏
- 「今後の日・ミャンマー関係発展の方向性」ミャンマー連邦共和国特命全権大使
- 「地政学的見地から見たモンゴル~モンゴルを正しく楽しく理解するために~」
前モンゴル駐箚特命全権大使 城所 卓雄 氏 - 「2015年・戦後70周年節目の年の日本外交」立命館大学教授 薮中 三十二 氏
- 「日・ラオス友好協力60周年及び新時代の協力関係」駐日ラオス人民民主共和国 特命全権大使
- 「戦略的パートナーシップによる新たな日本・マレーシア関係」駐日マレーシア特命全権大使
- 「カンボジアへの投資インセンティブ」 駐日カンボジア王国 特命全権大使
- 「共に歩む中日関係の未来」 駐日中華人民共和国 特命全権大使
- 「新時代のベトナムと日本の関係について」駐日ベトナム社会主義共和国特命全権大使
- クローズアップ
- 日越大学の設立でアジアに絆を
- ズン首相らベトナム要人との会談を終えて
- 「東亜総研」設立記念フォーラム開催!
- チーム力で培うアジアとの絆
- 安倍・ズン両首相会談で日越大学スタートラインに!
- 日本からアジアに「交通安全」を輸出すべしアジアンスタンダードの確立を
- 「ビンズオン新省都」移転セレモニーに出席ベトナムの「ニュー・スター」、ダム副首相と会談
- チュオン・タン・サン国家主席が来日「日越関係が『晴雨同舟』となることを希望して」
- ユスロン駐日インドネシア全権大使に聞く、両国関係の重要さ
- ベトナムからの実習生受け入れ加速を!
- 資源大国モンゴルと共存、共生を!