ブックタイトル波濤を越えて

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波濤を越えて

Copyright c 2014 The TOA Institution. All Rights Reserved.それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ それではハリール・ビンイブラヒムッ サン閣下 サン閣下 、よろしくお願い申上げます。 よろしくお願い申上げます。 よろしくお願い申上げます。 よろしくお願い申上げます。 よろしくお願い申上げます。 よろしくお願い申上げます。 よろしくお願い申上げます。●70 億人がた っ億人がた っ億人がた っ1隻の大きな船に乗っている 隻の大きな船に乗っている 隻の大きな船に乗っている 隻の大きな船に乗っている 隻の大きな船に乗っている 隻の大きな船に乗っている大使:皆さま、こんにちは。 皆さま、こんにちは。 皆さま、こんにちは。 皆さま、こんにちは。 皆さま、こんにちは。 本日はお集まりいただき 本日はお集まりいただき 本日はお集まりいただき 本日はお集まりいただき 本日はお集まりいただき 本日はお集まりいただき ありがとうございました。 ありがとうございました。 ありがとうございました。 ありがとうございました。 ありがとうございました。 ありがとうございました。また武部先生、本日はこのような機会を与え また武部先生、本日はこのような機会を与え また武部先生、本日はこのような機会を与え また武部先生、本日はこのような機会を与え また武部先生、本日はこのような機会を与え また武部先生、本日はこのような機会を与え また武部先生、本日はこのような機会を与え また武部先生、本日はこのような機会を与え また武部先生、本日はこのような機会を与え て くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。 くださいましてどうもありがとござた。私は日本に来て 私は日本に来て 私は日本に来て 9年目になります。でから 年目になります。でから 年目になります。でから 年目になります。でから 年目になります。でから 年目になります。でから 、 今日のプレゼンテー 今日のプレゼンテー 今日のプレゼンテー 今日のプレゼンテー ションでは、私が日本滞在中 ションでは、私が日本滞在中 ションでは、私が日本滞在中 ションでは、私が日本滞在中 ションでは、私が日本滞在中 ションでは、私が日本滞在中 に考えたことや感じを に考えたことや感じを に考えたことや感じを に考えたことや感じを に考えたことや感じを に考えたことや感じを 、皆さまにお伝えで 皆さまにお伝えで 皆さまにお伝えで 皆さまにお伝えで きればと思っております。 きればと思っております。 きればと思っております。 きればと思っております。 きればと思っております。 きればと思っております。本日のプレゼンテーショ題 本日のプレゼンテーショ題 本日のプレゼンテーショ題 本日のプレゼンテーショ題 本日のプレゼンテーショ題 本日のプレゼンテーショ題 は「日本に対す 「日本に対す 「日本に対す 「日本に対す る国際社会の期待」というこで る国際社会の期待」というこで る国際社会の期待」というこで る国際社会の期待」というこで る国際社会の期待」というこで る国際社会の期待」というこで る国際社会の期待」というこで 、話を進めて 話を進めて 話を進めて 参 ります。 ります。最初に 最初に 、本日お話し することを簡単にご説明本日お話し することを簡単にご説明本日お話し することを簡単にご説明本日お話し することを簡単にご説明本日お話し することを簡単にご説明本日お話し することを簡単にご説明本日お話し することを簡単にご説明本日お話し することを簡単にご説明たいと思ます。 たいと思ます。 たいと思ます。 たいと思ます。まず 1点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 点目は、国際情勢の変化とそれに伴う困 難。 2点目は、日本のリーダシップに対する世 点目は、日本のリーダシップに対する世 点目は、日本のリーダシップに対する世 点目は、日本のリーダシップに対する世 点目は、日本のリーダシップに対する世 点目は、日本のリーダシップに対する世 点目は、日本のリーダシップに対する世 点目は、日本のリーダシップに対する世 点目は、日本のリーダシップに対する世 界の期待。 界の期待。 3点目にアラブの春やデモ拡大が意 点目にアラブの春やデモ拡大が意 点目にアラブの春やデモ拡大が意 点目にアラブの春やデモ拡大が意 点目にアラブの春やデモ拡大が意 点目にアラブの春やデモ拡大が意 点目にアラブの春やデモ拡大が意 点目にアラブの春やデモ拡大が意 味すること。 味すること。 味すること。 4点目は、中東と日本の戦略的重要 点目は、中東と日本の戦略的重要 点目は、中東と日本の戦略的重要 点目は、中東と日本の戦略的重要 点目は、中東と日本の戦略的重要 点目は、中東と日本の戦略的重要 点目は、中東と日本の戦略的重要 性。 5点目は、バーレン中東の規範となりう 点目は、バーレン中東の規範となりう 点目は、バーレン中東の規範となりう 点目は、バーレン中東の規範となりう 点目は、バーレン中東の規範となりう 点目は、バーレン中東の規範となりう 点目は、バーレン中東の規範となりう 点目は、バーレン中東の規範となりう 点目は、バーレン中東の規範となりう るか。そして最後に るか。そして最後に るか。そして最後に るか。そして最後に 、結論 を申し述べます。 を申し述べます。 を申し述べます。 を申し述べます。17 世紀当時は、日本からヨーロッパ 世紀当時は、日本からヨーロッパ 世紀当時は、日本からヨーロッパ 世紀当時は、日本からヨーロッパ 世紀当時は、日本からヨーロッパ 世紀当時は、日本からヨーロッパ 世紀当時は、日本からヨーロッパ 世紀当時は、日本からヨーロッパ へ行くのに 行くのに 行くのに 3カ月かっていました。それが今では カ月かっていました。それが今では カ月かっていました。それが今では カ月かっていました。それが今では カ月かっていました。それが今では カ月かっていました。それが今では カ月かっていました。それが今では カ月かっていました。それが今では 、日本か 日本か らヨーロッパへ行くのにた っらヨーロッパへ行くのにた っらヨーロッパへ行くのにた っらヨーロッパへ行くのにた っらヨーロッパへ行くのにた っらヨーロッパへ行くのにた っらヨーロッパへ行くのにた っ12 時間しか 時間しか 時間しか りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 りません。技術の発展によ、社会はす変 化してきいます。 化してきいます。 化してきいます。 化してきいます。情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 情報は、私たちの指先にあふれているです。 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 このような技術革新は、私たち母る地球を小 さな 「世界村 世界村 」へと変えました。それに伴い、グ へと変えました。それに伴い、グ へと変えました。それに伴い、グ へと変えました。それに伴い、グ へと変えました。それに伴い、グ へと変えました。それに伴い、グ へと変えました。それに伴い、グ ローバル ローバル ・ガバナンスの ガバナンスの ガバナンスの 在り方 も変わってきい も変わってきい も変わってきい も変わってきい ます。シンガポールの シンガポールの シンガポールの 元外務 事務次官・国連大使 事務次官・国連大使 事務次官・国連大使 事務次官・国連大使 事務次官・国連大使 で、 現在は大学の教授を務める 現在は大学の教授を務める 現在は大学の教授を務める 現在は大学の教授を務める 現在は大学の教授を務める 現在は大学の教授を務める 、キショール・マブバ キショール・マブバ キショール・マブバ キショール・マブバ キショール・マブバ ニ先生の最新著書に ニ先生の最新著書に ニ先生の最新著書に ニ先生の最新著書に 、『偉大なる収束』という本が 『偉大なる収束』という本が 『偉大なる収束』という本が 『偉大なる収束』という本が 『偉大なる収束』という本が 『偉大なる収束』という本が 『偉大なる収束』という本が あり、次のように書かれています。 あり、次のように書かれています。 あり、次のように書かれています。 あり、次のように書かれています。 あり、次のように書かれています。 あり、次のように書かれています。 あり、次のように書かれています。「第 2次世界大戦後、 世界大戦後、 世界大戦後、 世界大戦後、 70 億人が 193193 カ国に分かれ カ国に分かれ カ国に分かれ カ国に分かれ て暮らす秩序が構築された。世界はまるで て暮らす秩序が構築された。世界はまるで て暮らす秩序が構築された。世界はまるで て暮らす秩序が構築された。世界はまるで て暮らす秩序が構築された。世界はまるで て暮らす秩序が構築された。世界はまるで て暮らす秩序が構築された。世界はまるで て暮らす秩序が構築された。世界はまるで て暮らす秩序が構築された。世界はまるで 193 193隻 の 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。その 別々船に乗っているようなもだた。そような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 ような世界の中では、船同士衝突を防ぎお互 いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ いに協力できるような体制をつくことが必要だ った。それが今や、世界はまるで それが今や、世界はまるで それが今や、世界はまるで それが今や、世界はまるで それが今や、世界はまるで それが今や、世界はまるで 、70 億人がた っ億人がた っ億人がた っ1隻の大きな船に乗っているようもだ。 隻の大きな船に乗っているようもだ。 隻の大きな船に乗っているようもだ。 隻の大きな船に乗っているようもだ。 隻の大きな船に乗っているようもだ。 隻の大きな船に乗っているようもだ。 隻の大きな船に乗っているようもだ。 隻の大きな船に乗っているようもだ。 隻の大きな船に乗っているようもだ。その大きな船中で、 その大きな船中で、 その大きな船中で、 その大きな船中で、 その大きな船中で、 193 193の船室に分かれてい の船室に分かれてい の船室に分かれてい の船室に分かれてい の船室に分かれてい るだ けなのるだ けなのるだ けなの。そのような今世界問題点は、 。そのような今世界問題点は、 。そのような今世界問題点は、 。そのような今世界問題点は、 。そのような今世界問題点は、 。そのような今世界問題点は、 。そのような今世界問題点は、 。そのような今世界問題点は、 この 193 193の船室中にそれぞ長がいて、同じ の船室中にそれぞ長がいて、同じ の船室中にそれぞ長がいて、同じ の船室中にそれぞ長がいて、同じ の船室中にそれぞ長がいて、同じ の船室中にそれぞ長がいて、同じ の船室中にそれぞ長がいて、同じ の船室中にそれぞ長がいて、同じ の船室中にそれぞ長がいて、同じ 船に乗っているもかわら 船に乗っているもかわら 船に乗っているもかわら 船に乗っているもかわら 船に乗っているもかわら 船に乗っているもかわら ず、お互いに自分た ず、お互いに自分た ず、お互いに自分た ず、お互いに自分た ず、お互いに自分た ちの権利ばかりを主張する。 ちの権利ばかりを主張する。 ちの権利ばかりを主張する。 ちの権利ばかりを主張する。 ちの権利ばかりを主張する。 ちの権利ばかりを主張する。この大きな船 この大きな船 この大きな船 1隻全体 隻全体 を大きな視点持って見 を大きな視点持って見 を大きな視点持って見 を大きな視点持って見 を大きな視点持って見 を大きな視点持って見 る船長が存在しないのだ る船長が存在しないのだ る船長が存在しないのだ る船長が存在しないのだ る船長が存在しないのだ 」。た っ1隻の船に 隻の船に 隻の船に 193 193人の船長が乗っていると 人の船長が乗っていると 人の船長が乗っていると 人の船長が乗っていると 人の船長が乗っていると 人の船長が乗っていると ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引ころをどうぞご想像ください。大き な惨事引起こすとになりま。 起こすとになりま。 起こすとになりま。 起こすとになりま。 起こすとになりま。●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としている ●世界は日本のリーダシップを必要としているまた、 また、 米国の 米国の 国際政治学者 国際政治学者 国際政治学者 、イアン・ブレマー イアン・ブレマー イアン・ブレマー イアン・ブレマー 氏は 、『「 Gゼロ」後の世界 ゼロ」後の世界 ゼロ」後の世界 ゼロ」後の世界 ―主導国なき時代の勝 主導国なき時代の勝 主導国なき時代の勝 主導国なき時代の勝 主導国なき時代の勝 者はだれか』という著書 者はだれか』という著書 者はだれか』という著書 者はだれか』という著書 者はだれか』という著書 の中で次ように指摘し の中で次ように指摘し の中で次ように指摘し の中で次ように指摘し の中で次ように指摘し ます。